令和６年度後期後期一般試験合格予想ライン

　受験生の皆様、本当に長い間お疲れ様でした。
　今年は昨年と比べて問題レベルは全体で例年並みであり、特に今年は数学、理科が昨年より難しく解けなかった方もいらっしゃるかもしれません。受験生の皆様、最後まで自分の実力を出し切れましたか？
　あとは３月１３日の合格発表日を待つだけです。この１週間以上ゆっくり休養してください。それでは、大手塾データも参照して今年の合格予想ラインをみていきたいと思います。今年も若干のボーダーラインの幅を持たせています。これに内申書の評価が加わりますので１つの目安として参考にして下さい。

公立高校後期（一般）選抜の日程　熊本県教育委員会　6/5発表

後期（一般）選抜について

令和６年度公立高校後期（一般）選抜の出願者数及び倍率 　熊本県教育委員会 2/16 発表

公立高校前期（特色）選抜の日程　熊本県教育委員会　6/5発表

令和６年度私立高校入試（試験日・合格発表日）

令和６年度 私立高校入試日程表

2023年度の私立高校入試状況表(NEW)

今の私立高校入試は公立高校入試より競争倍率が高くなってきている

今年の私立高校入試は例年と比べてかなり合格が難しくなってきている。特に奨学生・特待生入試で中堅レベルの高校の合格率が下がったことだ。高校の人気で受験者増加のため合格者を減らした傾向がみられます。また専願入試や一般入試も例年にない合格率の低下で私立高校入試全体で合格するのが難しくなってきている傾向が見られるようになりました。
　その原因と考えられるのが少子化の影響で郡部による公立高校の統廃合と親御様の年収による国からの就学支援金が私立高校の授業に充てられ実質無料になるため、施設の充実した高校を求めるため私立高校が選ばれる選択肢が増えた可能性があります。
　また私立高校のメディアへの宣伝と都会で人気のある私立大学の指定校推薦枠をかなり持っており、将来お子様をそのような大学へ進学させたいため人気が出てきているものと思われます。
　最後にお子様が将来何に向かって学びたいかを今一度話し合って高校を選択して下さい。

令和６年度　熊本高専（試験日・合格発表日）

平均115.3

2023年は今までになく数学が難しい年でした

　2023年の共通テストは数学以外の教科は例年並みの問題でしたが、数学が一番難しかったと受験生から聞きます。特に「思考的」な問題が多く出題され単純に解答が出ないように作成されています。これは「新傾向問題」といい、問題の根本的な意味を理解しないと解けないようになっています。熊本県ばかりでなく、全国的に公立高校の入試問題に導入されており毎年入試レベルが上がって来ています。２０２５年の大学入学共通テストに向けての流れが今の高校入試に来ているようにも見えます。対策としては応用問題を多く解き、間違えた箇所を何度も繰り返しやり直しをすることで慣れて頂くことが大事です。受験生の皆様、公立高校入試へ向けて頑張って下さい。