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私立高校編

Q.2020年度の私立高校の受験者、合格者を教えて下さい。

A.今年の私立高校の入試状況をまとめてみました。以下の表を参照してください。
(高校名は省略。アルファベットで掲載致します)

令和2年度 私立高校入試状況(熊本市内)

高校名 定員 奨学生・特待生 専願生 一般生
受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率
A 310 128 128 100.0% 135 135 100.0% 56 55 98.2%
B 120 386 368 95.3% 6 4 66.7% 43 29 67.4%
C 320 272 271 99.6% 63 62 98.4% 48 47 97.9%
D 320 588 427 72.6% 280 169 60.4% 157 72 45.9%
E 320 397 386 97.2% 170 156 91.8% 227 217 95.6%
F 280 207 205 99.0% 22 21 95.5% 60 58 96.7%
G 500 539 493 91.5% 301 290 96.3% 290 237 81.7%
H 320 208 164 78.8% 254 209 82.3% 68 41 60.3%
I 280 365 352 96.4% 124 96 77.4% 158 104 65.8%
J 480 855 769 89.9% 248 216 87.1% 194 124 63.9%
K 360 1011 929 91.9% 148 92 62.2% 274 154 56.2%
L 225 353 329 93.2% 32 27 84.4% 148 122 82.4%
M 400 606 540 89.1% 331 301 90.9% 170 140 82.4%
N 360 1193 1164 97.6% 158 140 88.6% 198 173 87.4%
※(注意)掲載はランダムです。偏差値順ではございません。

私立一般入試は益々難しい傾向になってきています

各高校に応じて受験科目数やボーダーラインが異なるため詳しくはお応えができませんが、通常は奨学生6割、一般生5割、専願生が4割位であります。最近私立高校の一般入試の合格レベルが上がってきています。今の一般入試は少し上の高校を目指すランクアップのための受験です。すべり止めで検討されている方は少しレベルを落として受験されるようお勧め致します。

熊本市内の女子高校は人気が高まってきています

世間の男女共学の波にさらされ女子高校の人気が低下しているように見えますが、信愛女学院高校や尚絅高校も独自の大学への学校推薦枠を持っており、将来大学進学をめざしている生徒様には少しずつ人気が出ています。男女共学も良いですが女子高校ならればの魅力的な伝統や文化を学ぶ機会はこの時期しかありません。逆に合格しやすい傾向でありますので女子の受験生方は是非受験をされてみてはいかがでしょうか?

公立高校編

Q.前期(特色)試験と後期(一般)試験の違いはなんでしょうか?

A.前期(特色)試験とは、いわば学力検査がなくさまざまな学校独自検査で選抜することが特徴です。ただし、各高校の普通科又は普通コースだけは受験できません。合格をしたら必ず入学しなければならないという条件があります。各学校によって特色が異なりますが「受検者の多様な能力・適正や意欲・関心、努力等の成果などの優れた面を積極的に評価する」と書かれています。選抜方法は、さまざまで面接、小論文、実技検査、実験、自己表現、総合的な学習時間の成果発表などが実施されます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表しています資料をご参考下さい。
後期(一般)試験とは、いわば当日の学力検査の点数とお子様の調査表(内申書)を総合評価して算出し、全学科受験できるのが特徴です。各高校においてどこを重視するかは異なりますが、進学校においては当日の学力検査の5教科総点数を重視する傾向があるのではなかろうかという個人的な感想です。第1次選考基準後定員が不足した場合は、各高校の選考基準に従い合格基準を拡大していきます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表しています資料をご参考下さい。

公立高校と私立高校のレベル格差は縮まった。今、私立も人気が高まっている。

最近の私立高校は特徴のある学科が目を引き、公立高校より充実した環境でお子様にお勉強をさせたいと言う親も増えて来ています。公立高校は教師の授業のマンネリ化が進みやる気のある生徒がいても普通に扱いますが、私立高校はクラスに1人でもやる気のいる生徒がいたら徹底して教え込みます。その結果、私立高校では目を疑う進学実績を作り、公立高校にも負けない実績を出しています。特に少人数クラスで学費や寮費も全額免除の高校も増えていますので、3年間後自分の向かう大学へ行きたい方にはお勧めします。

塾長からの一言

将来、国が求めている人材はグローバル化時代を渡り歩き自分で得た知識を活用し相手に自分の考えを伝える人材を求めています。特に今の生徒に求められているのが「表現力・判断力・思考力・主体性・多様性」の5項目であります。自分で考えたことを相手に理解してもらえるためにはどのようにまとめて伝えたらよいのかを高校では求められてきます。やはり自分で課題を見つけて探究できる力を高校で発揮できるように努めて下さい。高校は大学へ向けてのゴールでなくスタートです。充実した高校生活を送って下さい。

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