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私立高校編

Q.2019年度の私立高校の受験者、合格者を教えて下さい。

A.今年の私立高校の入試状況をまとめてみました。以下の表を参照してください。
(高校名は省略。アルファベットで掲載致します)

平成31年度 私立高校入試状況(熊本市内)

高校名 定員 奨学生・特待生 専願生 一般生
受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率
A 310 128 128 100.0% 135 135 100.0% 56 55 98.2%
B 120 402 385 95.8% 10 6 60.0% 41 28 68.3%
C 320 263 263 100.0% 60 60 100.0% 23 23 100.0%
D 320 561 491 87.5% 251 158 62.9% 298 51 17.1%
E 320 424 401 94.6% 165 136 82.4% 121 105 86.8%
F 280 250 247 98.8% 28 27 96.4% 53 52 98.1%
G 500 547 521 95.2% 284 272 95.8% 224 212 94.6%
H 320 271 226 83.4% 164 138 84.1% 74 42 56.8%
I 280 357 319 89.4% 239 203 84.9% 219 165 75.3%
J 480 801 724 90.4% 309 278 90.0% 164 89 54.3%
K 360 934 885 94.8% 130 92 70.8% 264 185 70.1%
L 225 314 306 97.5% 34 30 88.2% 89 71 79.8%
M 400 657 555 84.5% 333 313 94.0% 189 135 71.4%
N 360 1281 1262 98.5% 145 134 92.4% 175 155 88.6%
※(注意)掲載はランダムです。偏差値順ではございません。

私立高校の専願入試は要注意!各高校ボーダーラインが少しずつ上がってきています。

各高校に応じて受験科目数やボーダーラインが異なるため詳しくはお応えができませんが、通常は奨学生6割、一般生5割、専願生が4割位であります。ところが最近私立高校も2年後に変わります大学入学共通テストに向けてボーダーラインを上げておりますので、前年のボーダーが役に立たない傾向もございます。特に専願入試は奨学生より少し得点が低く合格しやすさがメリットですが、前年と比べてボーダーラインが20点〜30点近く上がっている高校もございます。受験生の方はかなり用心して少し点数を多めに取って下さい。

私立一般入試は年々難しい傾向があります

6高校の一般入試合格率が年々低くなっています

まずは、上表をご覧下さい。最近、私立高校一般入試が厳しくなってきています。これは少子高齢化の影響で年々生徒数が減少してきていることも原因の1つではなかろうかと考えられています。特に私立高校も学校経営維持のため奨学生、専願生の生徒を優遇し、公立高校を併願する一般生に厳しくしているように見えます。その原因は、一般生の生徒は最終的に公立高校へ流れるため私立高校としてはあまりメリットが少ないためであります。なぜなら私立高校は、奨学生、専願生で定員を満たせるからであります。その結果生徒が学校を選ぶ時代から、学校が生徒を選ぶ時代に突入しつつあります。私立一般入試を受験する際は、リスクを伴う覚悟を持って受験することをお勧めします。受験する際は自分のレベルに合わせて慎重に決めてください。特に最近一番入試で入学するのが難しい高校はM高校の一般入試です。

熊本市内の女子高校の合格率が高い傾向にあります

世間の男女共学の波にさらされ女子高人気に陰りが出てきております。最近女子高校から男女共学に変更され人気が出て来ている高校が第一高校と慶誠高校です。男女共学も良いですが女子高校ならればの魅力的な伝統や文化を学ぶ機会はこの時期しかありません。逆に合格しやすい傾向でありますので、女子の受験生方は是非受験をされ見てはいかがでしょうか?

公立高校編

Q.前期(特色)試験と後期(一般)試験の違いはなんでしょうか?

A.前期(特色)試験とは、いわば学力検査がなくさまざまな学校独自検査で選抜することが特徴です。ただし、各高校の普通科又は普通コースだけは受験できません。合格をしたら必ず入学しなければならないという条件があります。各学校によって特色が異なりますが「受検者の多様な能力・適正や意欲・関心、努力等の成果などの優れた面を積極的に評価する」と書かれています。選抜方法は、さまざまで面接、小論文、実技検査、実験、自己表現、総合的な学習時間の成果発表などが実施されます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表しています資料をご参考下さい。
後期(一般)試験とは、いわば当日の学力検査の点数とお子様の調査表(内申書)を総合評価して算出し、全学科受験できるのが特徴です。各高校においてどこを重視するかは異なりますが、進学校においては当日の学力検査の5教科総点数を重視する傾向があるのではなかろうかという個人的な感想です。第1次選考基準後定員が不足した場合は、各高校の選考基準に従い合格基準を拡大していきます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表しています資料をご参考下さい。

公立高校と私立高校のレベル格差は縮まった。今、私立も人気が高まっている。

最近の私立高校は特徴のある学科が目を引き、公立高校より充実した環境でお子様にお勉強をさせたいと言う親も増えて来ています。公立高校は教師の授業のマンネリ化が進みやる気のある生徒がいても普通に扱いますが、私立高校はクラスに1人でもやる気のいる生徒がいたら徹底して教え込みます。その結果、私立高校では目を疑う進学実績を作り、公立高校にも負けない実績を出しています。特に少人数クラスで学費や寮費も全額免除の高校も増えていますので、3年間後自分の向かう大学へ行きたい方にはお勧めします。

共通テスト編

Q.2019年の共通テスト1・2回目の結果はいかがでしたのでしょうか?

中3の受験生の皆様、共通テストの結果はいかがでしたか?1回目より出来が良かった方、悪かった方様々な結果が出てきたことと思われます。今年の1回目の共通テストは例年より平均点が5点程易しいレベルで、2回目共通テストは只今分析中ですが昨年と比べて少し難しかったように見えます。特に英語や国語が難しかったみたいだと保護者の方から聞いています。残り受験まで2ヶ月余りです。風邪をひかないよう受験勉強頑張って下さい。

塾長からの一言 番外編

公立(後期)一般入試は将来難しくなる傾向が見られます

将来、国が求めている人材はグローバル化時代を渡り歩き自分で得た知識を活用し相手に自分の考えを伝える人材を求めています。世界の公用語は「英語」であり、「日本語」ではありません。そのため国は英語に力を入れ始めています。やはり単語力だけの知識ばかりでなく、文法を活用し相手とのコミュニケーションができることも求めています。今後は「国語」と「英語」の入試も難しくなる傾向がございますので注意が必要です。国語は「説明文」、英語は「単語・文法」が求められますので、受験生の方はしっかり勉強して下さい。

家庭内での勉強が足りないお子様が増えています

塾へ行っているから家で勉強しないとお子様が最近増えてきているように見えます。お勉強で一番大事なことは今日学んでインプットしたことを試験本番の時にアウトプットできるようにしないと意味がありません。そのために日頃からの訓練を自宅で積んでおかなければなりません。例えば数学では計算問題の解き方を何度も繰り返し次に計算スピードをアップするため時間を計って時短に挑むことをして効率を上げることが大事です。その他4教科の基礎力の向上も一番大事です。試験問題多く解き問題慣れすることも良いですが、自分で間違った箇所を理解した上でその部分を直さないと同じ過ちを繰り返し本番でミスをしてしまいます。受験生の皆様お忙しいと思いますが今一度家庭内での総復習をして自分の苦手な箇所を克服する勉強をして下さい。勉強のやり方は問題の解き方がわからない生徒様は、家庭教師を利用するのも1つの選択でもあります。

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