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私立高校編

Q.2018年度の私立高校の受験者、合格者を教えて下さい。

A.今年の私立高校の入試状況をまとめてみました。以下の表を参照してください。
(高校名は省略。アルファベットで掲載致します)

平成30年度 私立高校入試状況(熊本市内)

高校名 定員 奨学生・特待生 専願生 一般生
受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率
A 310 159 156 98.1% 178 176 98.9% 69 50 72.5%
B 120 413 412 99.8% 14 13 92.9% 45 36 80.0%
C 320 251 248 98.8% 50 50 100.0% 56 54 96.4%
D 320 440 406 92.3% 309 250 80.9% 178 76 42.7%
E 320 491 439 89.4% 178 137 77.0% 209 136 65.1%
F 280 262 260 99.2% 29 26 89.7% 75 70 93.3%
G 500 481 439 91.3% 278 257 92.4% 243 228 93.8%
H 320 231 220 95.2% 112 92 82.1% 80 62 77.5%
I 280 321 304 94.7% 213 186 87.3% 216 193 89.4%
J 480 800 748 93.5% 262 247 94.3% 138 86 62.3%
K 360 1134 963 84.9% 164 81 49.4% 429 168 39.2%
L 225 292 270 92.5% 32 24 75.0% 170 137 80.6%
M 400 844 823 97.5% 313 257 82.1% 263 173 65.8%
N 360 1408 1364 96.9% 147 127 86.4% 222 182 82.0%
※(注意)掲載はランダムです。偏差値順ではございません。

私立高校の専願入試は要注意!各高校ボーダーラインが少しずつ上がってきています。

各高校に応じて受験科目数やボーダーラインが異なるため詳しくはお応えができませんが、通常は奨学生6割、一般生5割、専願生が4割位であります。ところが最近私立高校も2年後に変わります大学入学共通テストに向けてボーダーラインを上げておりますので、前年のボーダーが役に立たない傾向もございます。特に専願入試は奨学生より少し得点が低く合格しやすさがメリットですが、前年と比べてボーダーラインが20点〜30点近く上がっている高校もございます。受験生の方はかなり用心して少し点数を多めに取って下さい。

私立一般入試は全体的に難しくなっています。

6高校の一般入試合格率が年々低くなっています

まずは、上表をご覧下さい。最近、私立高校一般入試が厳しくなってきています。これは少子高齢化の影響で年々生徒数が減少してきていることも原因の1つではなかろうかと考えられています。特に私立高校も学校経営維持のため奨学生、専願生の生徒を優遇し、公立高校を併願する一般生に厳しくしているように見えます。その原因は、一般生の生徒は最終的に公立高校へ流れるため私立高校としてはあまりメリットが少ないためであります。なぜなら私立高校は、奨学生、専願生で定員を満たせるからであります。その結果生徒が学校を選ぶ時代から、学校が生徒を選ぶ時代に突入しつつあります。私立一般入試を受験する際は、リスクを伴う覚悟を持って受験することをお勧めします。受験する際は自分のレベルに合わせて慎重に決めてください。

最近は上に大学がある付属高校に人気が上がっています

毎年少しずつボーダーが上げってきている傾向がございます。

特に毎年専願入試で難しい高校はK高校でありますが、最近難しくなってきている傾向がある高校はE高校とM高校であります。上に大学があることで将来大学へ内部推薦で行けるのでという理由で人気が上がって来ています。将来の大学入試に不安をお持ちの保護者がお子様に受験をさせる傾向がございます。

公立高校編

Q.前期(特色)試験と後期(一般)試験の違いはなんでしょうか?

A.前期(特色)試験とは、いわば学力検査がなくさまざまな学校独自検査で選抜することが特徴です。ただし、各高校の普通科又は普通コースだけは受験できません。合格をしたら必ず入学しなければならないという条件があります。各学校によって特色が異なりますが「受検者の多様な能力・適正や意欲・関心、努力等の成果などの優れた面を積極的に評価する」と書かれています。選抜方法は、さまざまで面接、小論文、実技検査、実験、自己表現、総合的な学習時間の成果発表などが実施されます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表しています資料をご参考下さい。
後期(一般)試験とは、いわば当日の学力検査の点数とお子様の調査表(内申書)を総合評価して算出し、全学科受験できるのが特徴です。各高校においてどこを重視するかは異なりますが、進学校においては当日の学力検査の5教科総点数を重視する傾向があるのではなかろうかという個人的な感想です。第1次選考基準後定員が不足した場合は、各高校の選考基準に従い合格基準を拡大していきます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表しています資料をご参考下さい。

公立高校と私立高校のレベル格差は縮まった。今、私立も人気が高まっている。

最近の私立高校は特徴のある学科が目を引き、公立高校より充実した環境でお子様にお勉強をさせたいと言う親も増えて来ています。公立高校は教師の授業のマンネリ化が進みやる気のある生徒がいても普通に扱いますが、私立高校はクラスに1人でもやる気のいる生徒がいたら徹底して教え込みます。その結果、私立高校では目を疑う進学実績を作り、公立高校にも負けない実績を出しています。特に少人数クラスで学費や寮費も全額免除の高校も増えていますので、3年間後自分の向かう大学へ行きたい方にはお勧めします。

共通テスト編

Q.2018年の共通テスト1・2回目の結果はいかがでしたのでしょうか?

中3の受験生の皆様、共通テストの結果はいかがでしたか?1回目より出来が良かった方、悪かった方様々な結果が出てきたことと思われます。今年の1回目の共通テストは例年より平均点が4点程易しいレベルで、2回目共通テストが昨年と比べて約10点程難しかったように見えます。特に英語が難しかったと周囲から聞いています。残り受験まで2ヶ月余りです。風邪をひかないよう受験勉強頑張って下さい。

塾長からの一言 番外編

公立(後期)一般入試は将来難しくなる傾向が見られます

将来、国が求めている人材はグローバル化時代を渡り歩き自分で得た知識を活用し相手に自分の考えを伝える人材を求めています。世界の公用語は「英語」であり、「日本語」ではありません。そのため国は英語に力を入れ始めています。やはり単語力だけの知識ばかりでなく、文法を活用し相手とのコミュニケーションができることも求めています。今後は「国語」と「英語」の入試も難しくなる傾向がございますので注意が必要です。国語は「説明文」、英語は「単語・文法」が求められますので、受験生の方はしっかり勉強して下さい。

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