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私立高校編

Q.2016年度の私立高校の受験者、合格者を教えて下さい。

A.今年の私立高校の入試状況をまとめてみました。以下の表を参照してください。
(高校名は省略。アルファベットで掲載致します)

平成28年度 私立高校入試状況(熊本市内)

高校名 定員 奨学生・特待生 専願生 一般生
受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率
A 310 未公表 未公表 未公表
B 120 410 405 98.8% 奨学生に含む 53 38 71.7%
C 320 375 370 98.7% 60 59 98.3% 47 44 93.6%
D 320 450 402 89.3% 204 168 82.4% 224 102 45.5%
E 320 496 439 88.5% 154 129 83.8% 217 171 78.8%
F 280 365 357 97.8% 40 34 85.0% 101 94 93.1%
G 500 500 452 90.4% 321 299 93.1% 200 180 90.0%
H 320 未公表 未公表 未公表
I 280 260 243 93.5% 142 139 97.9% 118 104 88.1%
J 480 619 604 97.6% 318 314 98.7% 110 89 80.9%
K 360 1091 960 88.0% 129 74 57.4% 341 206 60.4%
L 225 350 311 88.9% 32 24 75.0% 138 110 79.7%
M 400 未公表 未公表 未公表
N 360 1517 1444 95.2% 151 138 91.4% 184 168 91.3%
※(注意)掲載はランダムです。偏差値順ではございません。

Q.私立高校のボーダーラインを教えて下さい。

A.各高校に応じて受験科目数やボーダーラインが異なるため詳しくはお応えができません。目安としては、奨学生6割、一般生5割、専願生が3割〜4割位と思って下さい。但し人気のある私立高校は専願生で最低でも5割は必要です。

Q.高校入試前、何をすべきでしょうか?

A.教科書や整理と新研究の見直しをして下さい。その中で解ける問題、解けない問題が出てくるかと思います。解けない問題が多く出てきた場合は、あらかじめ捨てる覚悟がいるかもしれません。入試までに時間が限られていますので、解ける問題を多く見直すことをお勧めします。また志望校の過去問題を約3年分解いてみるとその高校の入試傾向が見えてくるかと思います。

<私立高校分析編>
一般入試に大きな変化が起こっている...

D高校、K高校の一般入試合格率が年々低くなっています

まずは、上表をご覧下さい。最近、私立高校一般入試が厳しくなってきています。これは少子高齢化の影響で年々生徒数が減少してきていることも原因の1つではなかろうかと考えられています。特に私立高校も学校経営維持のため奨学生、専願生の生徒を優遇し、公立高校を併願する一般生に厳しくしているように見えます。その原因は、一般生の生徒は最終的に公立高校へ流れるため私立高校としてはあまりメリットが少ないためであります。なぜなら私立高校は、奨学生、専願生で定員を満たせるからであります。その結果、最近厳しくなってきた高校がD高校とK高校であります。この2校ばかりでなく他高校も合格率が厳しくなっている傾向がございます。受験する際は、自分のレベルに合わせて慎重に決めてください。

専願入試で受験が難しい高校はどこでしょうか?

K高校、L高校は毎年人気があるため難しいです

毎年専願入試で難しい高校は、K高校であります。市内の人気校であるため受験倍率が上がります。最近、難しくなってきている傾向がある高校は、L高校と見られます。進学校ということで、L高校も少しずつですが人気が上がってきています。

公立高校編

Q.前期(特色)試験と後期(一般)試験の違いはなんでしょうか?

A.前期(特色)試験とは、いわば学力検査がなくさまざまな学校独自検査で選抜することが特徴です。ただし、各高校の普通科又は普通コースだけは受験できません。合格をしたら必ず入学しなければならないという条件があります。各学校によって特色が異なりますが「受検者の多様な能力・適正や意欲・関心、努力等の成果などの優れた面を積極的に評価する」と書かれています。選抜方法は、さまざまで面接、小論文、実技検査、実験、自己表現、総合的な学習時間の成果発表などが実施されます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表していますこちらの資料をご参考下さい。
後期(一般)試験とは、いわば当日の学力検査の点数とお子様の調査表(内申書)を総合評価して算出し、全学科受験できるのが特徴です。各高校においてどこを重視するかは異なりますが、進学校においては当日の学力検査の5教科総点数を重視する傾向があるのではなかろうかという個人的な感想です。第1次選考基準後定員が不足した場合は、各高校の選考基準に従い合格基準を拡大していきます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表していますこちらの資料をご参考下さい。

前期(特色)試験に「合格できるお子様」の特徴はなんでしょうか?

合格できるお子様の特徴は、その時の「運」かもしれません。毎年前期(特色)試験の入試倍率は2倍〜10倍で少ない定員の中から選抜されます。試験日にたまたま検査試験ができたとか、面接の時にたまたま面接官にうまく応えられたや、小論文がうまくできたとかで、偶然にも「たまたま」が重なったことで合格したお子様も数多くいます。そのため、前期試験が残念な結果だったとして落ち込むことはございません。後期(一般)試験のためのウォーミングアップと思って前向きに試験へ望んで下さい。また各高校によっては部活動、生徒会活動、ボランティア等の内申書を評価してくれる場合もございます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表していますこちらの資料を参照して下さい。

Q.公立高校のボーダーラインを教えて下さい。

A.年度によってボーダーラインが多少変動します。あくまでも個人的な目安として普通科だけの点数を掲載しますので、予めご了承下さい。熊高195点、済々黌185点、第一165点、第二180点、熊本北145点、東稜130点、熊本西90点、必由館125点、湧心館95点、御船高校85点、宇土125点、大津105点、鹿本95点、玉名125点

共通テスト編

Q.2016年の共通テスト1・2回目の結果はいかがでしたのでしょうか?

中3の受験生の皆様、共通テストの結果はいかがでしたか?1回目より出来が良かった方、悪かった方様々な結果が出てきたことと思われます。今年の2回目共通テストが昨年と比べ少し難しかったという噂を耳にします。現在当社で分析中であります。1回目共通テストの方が昨年と比べ易しいかったと見ています。残り受験まで2ヶ月余りです。風邪をひかないよう受験勉強頑張って下さい。

塾長からの一言 番外編

最近の共通テスト又は公立入試は年々難しくなってきています

最近数年前の共通テストの過去問を解かせて高得点を取っている生徒が何故か本番テストになるとあまり良い点数が取れない生徒をよく見かけます。これは今から4年前に「ゆとり教育」から「脱ゆとり教育」へ学校教育が変化したため、問題内容が難しくなった傾向と見ています。特に数学では、一次関数、2次関数で連立方程式を使って求める座標点や座標点の間に出てくる三角形の面積の求め方が出来ない生徒を多く見かけます。入試用の応用問題に解き慣れていない生徒が多くみられ、「自分でどう解いたらいいか戸惑ってしまい出来なかった」と生徒たちがよく使う言葉です。やはり早めから入試用の問題に慣れ親しむことが重要です。高校入試ではかなり難易度の高い問題が出てきますので、今後は自らチャレンジして応用問題を解く工夫が必要です。解らない問題は積極的に学校の先生に質問して問題解決をして下さい。

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