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公立高校編

Q.前期(特色)試験と後期(一般)試験の違いはなんでしょうか?

A.前期(特色)試験とは、いわば学力検査がなくさまざまな学校独自検査で選抜することが特徴です。ただし、各高校の普通科又は普通コースだけは受験できません。合格をしたら必ず入学しなければならないという条件があります。各学校によって特色が異なりますが「受検者の多様な能力・適正や意欲・関心、努力等の成果などの優れた面を積極的に評価する」と書かれています。選抜方法は、さまざまで面接、小論文、実技検査、実験、自己表現、総合的な学習時間の成果発表などが実施されます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表していますこちらの資料をご参考下さい。
後期(一般)試験とは、いわば当日の学力検査の点数とお子様の調査表(内申書)を総合評価して算出し、全学科受験できるのが特徴です。各高校においてどこを重視するかは異なりますが、進学校においては当日の学力検査の5教科総点数を重視する傾向があるのではなかろうかという個人的な感想です。第1次選考基準後定員が不足した場合は、各高校の選考基準に従い合格基準を拡大していきます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表していますこちらの資料をご参考下さい。

前期(特色)試験に「合格できるお子様」の特徴はなんでしょうか?

合格できるお子様の特徴は、その時の「運」かもしれません。毎年前期(特色)試験の入試倍率は2倍〜10倍で少ない定員の中から選抜されます。試験日にたまたま検査試験ができたとか、面接の時にたまたま面接官にうまく応えられたや、小論文がうまくできたとかで、偶然にも「たまたま」が重なったことで合格したお子様も数多くいます。そのため、前期試験が残念な結果だったとして落ち込むことはございません。後期(一般)試験のためのウォーミングアップと思って前向きに試験へ望んで下さい。また各高校によっては部活動、生徒会活動、ボランティア等の内申書を評価してくれる場合もございます。詳しい内容は、熊本県教育員会が発表していますこちらの資料を参照して下さい。

Q.公立高校のボーダーラインを教えて下さい。

A.年度によってボーダーラインが多少変動します。あくまでも個人的な目安として普通科だけの点数を掲載しますので、予めご了承下さい。熊高195点、済々黌185点、第一165点、第二180点、熊本北145点、東稜130点、熊本西90点、必由館125点、湧心館95点、御船高校85点、宇土125点、大津105点、鹿本95点、玉名125点

私立高校編

Q.私立高校の受験者、合格者を教えて下さい。

A.今年の私立高校の入試状況をまとめてみました。以下の表を参照してください。
(高校名は省略。アルファベットで掲載致します)

平成27年度 私立高校入試状況(熊本市内私立高校)

高校名 定員 奨学生・特待生 専願生 一般生
受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率 受験者 合格者 合格率
A 310 未公表 未公表 未公表
B 120 436 404 92.7% 奨学生に含む 52 43 82.7%
C 320 348 347 99.7% 60 59 98.3% 71 70 98.6%
D 320 439 397 90.4% 217 177 81.6% 270 109 40.4%
E 320 502 433 86.3% 172 128 74.4% 272 154 56.6%
F 280 389 378 97.2% 74 67 90.5% 81 73 90.1%
G 500 501 472 94.2% 313 286 91.4% 219 174 79.5%
H 320 未公表 未公表 未公表
I 280 226 223 98.7% 133 121 91.0% 114 111 97.4%
J 480 517 508 98.3% 331 325 98.2% 107 104 97.2%
K 360 964 891 92.4% 137 81 59.1% 276 207 75.0%
L 225 356 322 90.4% 41 30 73.2% 151 115 76.2%
M 400 921 880 95.5% 317 309 97.5% 180 158 87.8%
N 360 1504 1430 95.1% 135 120 88.9% 226 198 87.6%
※(注意)掲載はランダムです。偏差値順ではございません。

Q.私立高校のボーダーラインを教えて下さい。

A.各高校に応じて受験科目数やボーダーラインが異なるため詳しくはお応えができません。目安としては、奨学生6割、一般生5割、専願生が3割〜4割位と思って下さい。

Q.高校入試前、何をすべきでしょうか?

A.教科書や整理と新研究の見直しをして下さい。その中で解ける問題、解けない問題が出てくるかと思います。解けない問題が多く出てきた場合は、あらかじめ捨てる覚悟がいるかもしれません。入試までに時間が限られていますので、解ける問題を多く見直すことをお勧めします。また志望校の過去問題を約3年分解いてみるとその高校の入試傾向が見えてくるかと思います。

<私立高校分析編>
一般入試に大きな変化が起こっている...

D高校、E高校の合格率が例年と比べて低くなっている

まずは、上表をご覧下さい。最近、私立高校一般入試が厳しくなってきています。これは少子高齢化の影響で年々生徒数が減少してきていることも原因の1つではなかろうかと考えられています。特に私立高校も学校経営維持のため奨学生、専願生の生徒を優遇し、公立高校を併願する一般生に厳しくしているように見えます。その原因は、一般生の生徒は最終的に公立高校へ流れるため私立高校としてはあまりメリットが少ないためであります。なぜなら私立高校は、奨学生、専願生で定員を満たせるからであります。その結果、最近厳しくなってきた高校がD高校とE高校であります。この2校ばかりでなく他高校も合格率が厳しくなっている傾向がございます。受験する際は、自分のレベルに合わせて慎重に決めてください。

専願入試で受験が難しい高校はどこでしょうか?

E高校、K高校、L高校が毎年人気があるため難しいです

毎年専願入試で難しい高校は、E高校とK高校であります。市内の人気校であるため受験倍率が上がります。最近、難しくなってきている傾向がある高校は、○○高校、△△高校(高校名省略)と見られます。進学校ということで、L高校も少しずつですが人気が上がってきています。

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